「すぐ効く」SEOテクニックは要注意。施策を選択する考え方の軸を持とう

SEOテクニックの多くは短命で裏目に出る
SEOでは、余計なことをしてかえって損をしているウェブサイトをよく見かけます。前回のニュースレターでも触れたとおり、異常な構成や実装が検索エンジンから高く評価されることはありません。仮に一時的にうまくいったとしても、あとから必ず裏目に出るものです。僕の仕事の多くは、そうした裏目に出てしまっている構成や実装を正常に戻すことです。
いわゆる「SEOのテクニック」として紹介される異常な構成や実装のほとんどすべては短命で、中長期の視点で見ると導入すべきではありません。ハック的なテクニックが陳腐化するのに、そう時間はかからないからです。今日までは有効だったテクニックが、明日には無効になったり、最悪の場合は逆効果になったりすることは普通にあります。
流されない「考え方の軸」を持つ
施策を選択するときに忘れてはならないのは、「検索エンジンに高く評価される」ではなく「利用者に高く評価される」という視点です。常にこの視点を持っていれば、巷の余計な情報に惑わされることはなくなります。利用者からの評価が高まりそう施策なら実施しましょう。逆に、検索エンジンから評価されることだけを狙った施策なら敬遠しましょう。
そうした本質的な視点を身につける上で、とても役に立つのが、先日発売になったばかりの書籍『10年つかえるSEOの基本 改訂新版』です。初心者向けの入門書ですが、施策を選ぶ上での基本的な考え方がわかりやすく丁寧に説明されています。この本のカバーの袖には次のように書かれています。
新しい技術やテクニックに流されない『考え方の軸』が身につく
初心者にはもちろんおすすめですが、中級者以上の方でも、ウェブや書籍で新しいテクニックを見つけるたびに導入すべきか迷ってしまうという人にはおすすめです。しっかりとした考え方の軸さえあれば、これからはもう迷わずに済むからです。具体的なテクニックは載っていませんが、読んでおいて絶対に損はない一冊です。
