Google公式は言ってない「一次情報デマ」に踊るSEO業界の皮肉な姿

コンテンツに一次情報が必要って本当?
日本のSEOの世界ではここ数年「コンテンツには一次情報が必要だ」という言説が当たり前のように語られています。最近ではAI検索のSEOの文脈で同じことが言われることも増えてきました。一次情報(または一次資料)とは、独自に調査したデータや、当事者の直接の証言です。
しかしGoogleの公式ドキュメントを読み解いていくと、どこにも「一次情報を必ず載せろ」とは書かれていません。Google検索セントラルには一次情報(または original source)に関する言及はなく、Google検索品質評価ガイドライン(PDF・英語)では「優れたニュース記事には一次情報源や取材先についての説明がある」という言及が1箇所あるだけです。
Wikipediaは一次情報の掲載は「非推奨」
検索結果で見かけることが多く、またナレッジパネルの情報源としても広く使われているWikipediaでは、一次情報の掲載は推奨されておらず、信頼できる情報源からの検証可能な二次情報を使用することが推奨されています。単純に言えば「Wikipediaは二次情報の集まり」です。そして検索エンジンにもAIにも信頼されています。
ウィキペディアの記事は一次資料に基づくべきではなく、むしろ一次資料となる題材を注意深く扱った、信頼できる二次資料に頼るべきです。
信頼できる出版元によって、その情報が入手できる状態になっていない一次資料は、使ってはいけません。
良い記事を執筆するためには、広く信頼されている発行元からすでに公開されている事実、表明、学説、見解、主張、意見、および議論についてのみ言及すべきです。
二次情報の集まりであるWikipediaが検索エンジンにもAIにも信頼されている事実があるにも関わらず、なぜ「SEOやLLMOでは一次情報が必須」のようなことがまことしやかに言われるのでしょうか? その影には、SEO業界が持つ悪癖が隠れていると僕は考えます。その悪癖とはチェックリスト依存です。
SEO業界に蔓延するチェックリスト依存
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- 読者とGoogleが求めるものは?
- 他ではなく「そのコンテンツ」を読む価値
- とはいえ一次情報を確認することは重要
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