SEO担当者の仕事内容は自分で「よく書く」から他者に「よく書かれる」へ

書くだけなら生成AIでも十分にできる現在、いよいよ重要になってきていることは、自分が「何を書くか」ではなく他者に「どう書かれるか」、つまりパブリシティとクチコミです。「記事を書く人」から「他人に書かせる人」に移行するための2つの要点と、組織全体で取り組むべき連携について解説します。
住 太陽 2026.05.07
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そもそもSEOの仕事内容はどこまで?

自分のサイトのトップページにも書いているとおり、僕はSEOの仕事内容を「検索結果やAIの回答に対して、自社にとってポジティブな影響を与えるすべてのこと」と考えています。おそらく、あなたの考えもそう違わないと思います。「自社サイト内で記事コンテンツや内部リンクをいじるだけがSEO」と考えている人は少数でしょう。

現在、検索エンジンやAIに高く評価されるためには、サイト内に書いてあることだけでは不十分です。ネット上の他の場所で裏付けられていることが重視されるように変化してきているからです。この状況を受けてSEO担当者もまた、顧客を始めとする社外に働きかけることを指向する必要があるはずです。

「よく書く」から「よく書かれる」へ

これからのSEOで重要なことは、自分で「よく書く」ことではありません。より重要なのは、他者に「よく書かれる」ことです。僕たち人間が信頼するのは、企業自身による「私たちは素晴らしい」という発信ではなく、第三者による「あそこは素晴らしい」という言及です。それと同じように、検索エンジンやAIも第三者の証言を信頼します。

「よく書かれる」とは、SNSでのポジティブな言及や、信頼性の高いニュースサイトへの掲載、または専門家のブログでの紹介などです。第三者に語られることによって、その情報は客観的な裏付けを得た真実として検索エンジンやAIに認識されるようになります。この外部からの評価の獲得こそが現代のSEOです。

文章を「よく書く」こと自体は、もはやAIにも十分に可能な仕事になりました。AIをうまく使えば、論理的で構成の整った記事を短時間で量産できるでしょう。しかし、会社や製品やサービスが「他者から評価される状況」を作り出すことはAIには不可能で、人間が動く必要があるでしょう。

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続きは、1437文字あります。
  • 評価される状況を作る2つの要点
  • 書かれる状況を作り出す仕事にシフトしよう

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